令和5年7月3日より、検査標章貼付位置が変更となります
自動車の車検証シールの貼り付け位置について、これまでの「前方から見やすい位置」から、運転者が運転席から見て確認しやすい位置に変更されることになりました。具体的には、運転席側上部の角に貼り付けるようになります。この変更により、運転者が走行中にシールを確認しやすくなり、車両の安全性が向上すると期待されます。ただし、運転者の視界を妨げる場合は、前方かつ運転席から見やすい位置に貼り付けることができます。

変更前はこうでした
(1) 車室内後写鏡を備えた自動車については、後写鏡の前方に位置する前面ガラスの上部に表示することになっています。ただし、文字の識別が難しい場合には、文字が読み取れる位置まで下方にずらすことができます。
(2) (1)に該当しない自動車については、前面ガラスの上部で、運転者席から最も遠い位置に表示することになっています。同様に、文字が読み取れない場合には、下方にずらすことができます。
(3) (1)や(2)での表示が難しい場合、または運転者や車載カメラが交通状況を確認するために必要な視野や機能を妨げる恐れがある場合には、検査標章の文字が読み取れる位置で、運転者の視野や機能を妨げにくい位置に表示することになっています。
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