梅雨前線とは
オホーツク高気圧と小笠原高気圧に挟まれた場所に出来る前線のことで丁度日本列島上空にしばらく居座るヤツですね。
高気圧(気団)のせめぎ合いが起こり、空気のぶつかり合う場所で雨が降り続き、それが梅雨ですよね。梅雨に見られる前線のことを梅雨前線と呼びます
また、梅雨前線は停滞前線です。オホーツク海気団と小笠原気団の勢力が同じような力の場合東西に長くあまり動かない前線になってしまいます。梅雨の前線は停滞しますよね。
出典元:http://www.i-nekko.jp/kurashi/2013-060717.html
オホーツク海気団とは?
北から攻めてくるのがオホーツク気団。冷たい空気の塊だと思って下さい。オホーツク海の辺りで発生するのでオホーツク海気団と呼ばれています。冷感多湿。
小笠原気団とは?
コチラは南から攻めてくる小笠原気団。まあ、小笠原諸島付近で発生するので小笠原気団ですね。太平洋の湿気を持ち込む暖かい空気の塊。基本的には安定した高気圧。
梅雨前線の仕組み
オホーツク海気団と小笠原気団がぶつかると、そのぶつかった場所に上昇気流が発生します。前線で出来る上昇気流は低気圧と同じようなイメージ。雨を降らす空気の流れですね。
暖かい小笠原気団は冷たいオホーツク海気団の上にかぶさるようになります。湿気を多く含むこの気団は多くの雨を降らすことが出来ますよね。
これが梅雨前線が長い雨をもたらす仕組みです。
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