ロービームで車検を受けなければいけない車両とは
ロービームはすれ違い用前照灯と言います。以前はハイビーム(走行用前照灯)での車検でしたが平成10年9月以降に作られた車、すなわち車検証に記載されている初度登録年月の欄に書かれている年が平成10年9月以降になっている場合はロービームでの車検になります。
車検でロービームの何を見ているのか?
車検の時にロービームの何を見ているのかですが、照らされる場所の明るさ、カットラインの位置(光軸の向き)、取り付けの高さ、色、損傷です。
ロービームの時にハイビームのような対向車がまぶしい状態は当然ながら不合格ですし、右と左が色違いも不合格です。
細かな基準は以下のように定められています。
製造が平成10年9月以後の車のロービーム車検基準
ロービームの明るさ、光度
6,400カンデラ以上必要。測定場所は前方10メートルの場所で左に23センチ、下に11センチの所。テスターが無ければ判定はまず無理ですな!
光軸の位置
ヘッドライトの中心が1メートルを超えるか超えないかで変わる。照明の中心から左右に27センチの範囲で照明中心から下に2センチのラインから15センチのラインの中にエルボー点があればよい。
注意:カットオフが無い車も在ります、国産はあります
色
平成17年12月31日以降に制作された車は白色のみ
構造
右側通行用ではないこと。右側通行用はカットラインが反対になっています。
数
2個
取り付け
ヘッドライトの上の端が120センチより下、ヘッドライトの下の端が50センチより上の範囲。
ヘッドライトの外側の端っこが車の一番外側から40センチより中に入っていないこと。
ローダウン、オーバーフェンダー取り付けの場合は確認が必要ですね。
左右対称であること
ロービームの操作について
ロービームに切り替えた時ハイビームが点かないこと
HIDのロービームはハイビームに切り替えた時も消えないこと
スモール等が消えているにも関わらず、ロービームが点かないこと。パッシングはオッケーです
点滅しない
製造が平成10年9月以前の車
ハイビームで検査します。
2輪車【バイク】
ハイビームで検査します
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