サイドスリップの車検基準と調整。テスター屋さんでの料金は?

サイドスリップとは

サイドスリップを日本語で言うと横滑り量です。車検では1メートル進む間にフロントタイヤがどれぐらい横滑りをしているのかが検査されます。

全く横にタイヤが滑っている感覚はあなたも感じたことが無いと思いますが、ほとんどの自動車はフロントタイヤを滑らせながら走っています。

その横滑りの量を車検の時に確認、検査されます。

これがサイドスリップテスター

引用:http://stec.asia/category/blog/page/4/

サイドスリップの保安基準

ほとんどの車が横滑りをしていると言いましたが、もちろん安全な範囲でという事です。

車の中心に向かって横滑りをしている場合インに○ミリ、外向きに横滑りをしている場合はアウトに○ミリと言うように言います。

車検に通る範囲はインに5ミリ、アウトに5ミリの範囲内です。ここで注意するのが持ち込まれる場合です。サイドスリップが合格範囲で検査を通過したにも関わらず、保安基準を満たしていない場合が隠れています。

はぁ?

意味が分からないこと言うなよって所ですが、整備をせずに独立行政法人で車検を行うとこのようなことが起こってしまいます。車検合格イコールこの先の保障ではないのです。

最悪足回りが取れてしまう可能性もありうる事案です。整備工場で車検を受けられるとこのような事態は皆無。持ち込み車検は、実はあなたの車が車検に受かったからと言っても危険かもなのです

で、国産車のほとんどはインに1ミリという値が標準値です。輸入車の場合、検査基準を超えている車両が在るのですが、その場合そのサイドスリップ値が認められている車両なのかどうかを確認することが必要です

インになっている方が車としては安定方向なので、出来ればイン側になるよう調整していただきましょう

メルセデスベンツのサイドスリップの例

一般的なサイドスリップ調整方法

車検でサイドスリップの値が外れている場合、調整が必要ですよね。

では、サイドスリップはどのようにして調整されるのでしょう?

もちろん前提として足まわりの部品にガタなど不具合が無い状態の話です。

ほとんどの場合、タイロッドの長さを調整してサイドスリップを調整します。

タイロッドの長さを変えることでトーが変化します。注意点として、片側のみで調整した場合、ハンドルのセンターがズレてしまいます。

逆にハンドルセンターがズレてしまっている場合は片側で調整してセンターを合わす事も出来ます

サイドスリップとトーは違う

サイドスリップは相対的にタイヤがどちら向きに滑ろうとしているのか判断出来ますが、アライメントが合っているかの判断とは少し違います。

アライメントが狂っていてもトーを触ることでサイドスリップを適合範囲内にすることは出来ます。出来ますが、編摩耗は確実ですし、安全とは言えませんよね。

アライメントに大きな異常が無いことが前提でサイドスリップは調整しないといけません。判って居られることだと思いますが、出来てしまうのです。

先にも書いたように、トーをいじってサイドスリップを調整することがほとんどなのでサイドスリップイコール、トー調整になっていませんか?

トーのアライメントが標準値とずれているにもかかわらずサイドスリップは基準値以内。でもタイヤが編摩耗するなんて事が起きてしまいます

足回りにガタや曲がりがないことを確認してからサイドスリップは調整しないといけません

テスター屋さんの料金は?

国の検査場に持ち込む場合、検査場の近くにはテスター屋さんというものがありまして、サイドスリップも調整できますし、ヘッドライトなどの調整や確認をしてもらえます。

サイドスリップの調整の場合おおよそ3000円程度が相場のようですので5000円も見ておけば大丈夫ではないかと思います

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