ZVW30プリウスの車両データ
型式:ZVW30
年式:H21.05 ~ H27.12
エンジン:2ZR-FXE
ZVW30プリウスのエンジンオイルの量、推奨規格
推奨粘度・油種 | SN 0W-20 |
エンジンオイルの量の目安 | 3.9㍑ |
エンジンオイルの量の目安 オイルエレメント交換時 | 4.2㍑ |
エンジンオイルのSN規格の特徴とメリット
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や冷却、清浄、防錆などの役割を果たす重要な部品です。エンジンオイルの規格は、アメリカ石油協会(API)が定めており、ガソリンエンジン用には「S」シリーズ、ディーゼルエンジン用には「C」シリーズが設けられています。
SN規格は、2010年に制定された「SM規格」の次世代の企画です。
SN規格のエンジンオイルではSM規格より以下の性能の向上が計られています。
- 省燃費性能が向上
- 触媒保護性能が強化
- 低温流動性が向上
- 酸化安定性が向上
SN規格のエンジンオイルは、LSPI(ロースピード・プレイミング・スプレー・インジェクション)と呼ばれる、特定の条件下で起こるエンジンの異常燃焼を抑制する性能も備えています。LSPIは、エンジンの故障を引き起こす可能性があるため、SN規格のエンジンオイルの使用は、エンジンの寿命を延ばすためにも有効です。
SN規格のエンジンオイルの選び方
SN規格のエンジンオイルを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- 粘度
エンジンオイルの粘度は、エンジンの運転条件によって適切なものが異なります。粘度が高いほど、エンジン内の摩擦を抑える効果が高くなりますが、低温時の流動性が低下します。粘度が低いほど、低温時の流動性は高くなりますが、エンジン内の摩擦が大きくなります。
一般的な乗用車では、0W-20、5W-20、0W-30、5W-30などの粘度が適しています。
- ベースオイル
エンジンオイルは、鉱物油、合成油、部分合成油の3種類のベースオイルから作られています。鉱物油は安価ですが、耐久性や性能が劣ります。合成油は耐久性や性能に優れていますが、価格が高いです。部分合成油は、鉱物油と合成油の両方の特性を兼ね備えています。
エンジンの性能や使用状況に合わせて、適切なベースオイルを選びましょう。
- 添加剤
エンジンオイルには、摩擦低減剤、防錆剤、洗浄剤などの添加剤が配合されています。添加剤の種類や配合量によって、エンジンオイルの性能が異なります。
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